【体験談】大腸内視鏡検査に行ってきました!(生理2日目)

生理中でも大丈夫?大腸内視鏡検査に行ってきました!LIFE-くらし

先日、健康診断に行ったのですが便潜血で陽性反応がでてしまいました。
診断を行った時(2019/12)で34歳なので大腸検査自体はちょっと早いかな…という気もしましたが、便秘気味なこともあり心配になったので検査に行くことにしました。

検査がちょうど生理に重なってしまったので、これから検査を受ける人へ生理でも受けられますということを伝えるべく、体験談を記していきたいと思います。

初診から大腸内視鏡検査が決まるまでの流れ。生理中でも大丈夫!

まずは消化器内科の受診から始まります。

わたしは消化器内科に掛かるのが初めてでしたので、ネットでよさそうな病院を探すところから始めました。

はじめは女の先生がいいかなと思いながら探していましたが、もう出産も二度経験しているし

結局、先生が男性でも女性でも腕がいいならいいかと、口コミが良いところで決めていきました。

とくに予約もせずに受付で
『健康診断で便潜血が陽性になりまして…』
と言って初診を受けました。(もともと予約制度がないところだったので、予約制のところもあると思います。)

診察ではこれまでの健康状態の確認や、便通の状況などを聞かれました。

自分のなかではそこまで便秘という気はしていなかったのですが、便通が3日に一度くらいだと完全な便秘みたいですね…。

実際には2日に一回の時もあるし、連日出ることもあるし、『便はどれくらいの頻度ででますか?』の質問に、コミュ力不足のわたしは戸惑って多めに言っとこう!みたいな思考になって3日に一度と答えたのですが、

『それは完全なる便秘です!』

と言われてしまいました。健康を気にしている自分にとってはなかなかショックでした。

『毎日出なきゃだめですか?って便秘の人にはだいたい聞かれますけど、毎日出るのが普通です!』と、先生。

便通大事です!

年齢的にはまだ大腸内視鏡検査をしても異常は見られない事が多いようですが、便潜血で診察を受けに来て稀に異常が見つかる場合もあるので、念の為やっておきましょう〜という感じで検査が決まりました。

この日は他に異常がないか調べるために採血だけして、検査の日を予約して帰りました。

家に戻ってから気付いたのですが、予約した日がちょうど生理になりそうな時期でした。

予約日を変えるか、生理がちょっと遅れるのにかけるか…色々考えて、ググりました 笑

電話で確認することのハードルがなかなか高いのです。コミュ力なし子のわたしには。

調べた結果、たぶん行けそう…!

そして当日。

ガッツリ生理2日目でした。幸い、生理痛が軽い方なので、少し腰が重いかなくらいでした。

病院に行く前にタンポンを装着し、いざ検査へ!

検査の前に紙パンツに履き替えるように言われるのですが、その時に看護師さんに確認しました。(遅い…!)

わたし『生理なんですけど大丈夫ですかね?』

看護師さん『あー…はい!ナプキンしてます?』

わたし『タンポンつけてきました』

看護師さん『問題ありませんよー!』

と、こんな感じでした。子宮の検査をするわけではないので問題ないです!

受けてみて感じたことですが、生理痛が重い人はなるべくなら生理じゃない日のほうがいいです。

生理痛の重さは十人十色で重い人は本当に辛い症状がでますので、そういった方は予約の時に気を付けて次の生理日がどの辺りになるか計算して外してもらう方が絶対にいいです。

とくに生理痛は重くない、または生理の終わりの方で症状がないなら問題ないと思います。

あとは、今回わたしはタンポン装着で行ったのですが、2日目で量が多い場合やはり、タンポンが安心です。

ナプキンを紙パンツに装着できるかというと、なかなか難しく感じました。

紙パンツが女性のパンツのようになっておらず、ハーフパンツ型でした。

終わりかけの日ならまだしも、わたしのように生理2日目で挑む場合はタンポン必須だと思うので、タンポンが苦手だったり付けたことがない場合はやはり生理中に検査をするのを避けたほうがいいと思いました。

・大腸内視鏡検査は生理中でも大丈夫
・生理痛が重い人はなるべく検査日をずらす
・生理中の場合はタンポンを装着するのが安心
 

大腸内視鏡検査を受けるまでの流れ(三日前から)

それでは生理中でも検査が可能なことがわかったところで、ここからは検査に向けてどういう流れで進んでいくのかを記したいと思います。

検査前に、大腸検査にむけたキットみたいなものと、
食事に関する注意事項の用紙をもらいました。

内容はこちら

・プルゼニド錠12mg         6錠
   …刺激性下剤。小腸や大腸などを刺激することで排便を促す薬。
・シンラック内用液0.75%     10mL
   …刺激性下剤。各種便秘症、大腸検査前処置における腸管内容物の排除。
・モビプレップ配合内用剤        1袋
   …大腸内視鏡検査前処置の腸管内容物の排除。
検査日3日前の夜、プルゼニドを服用。
刺激性の下剤を飲むのが初めてだったので、お腹が痛くなったら嫌だな…
と思っていましたが私は特に何もありませんでした。
なんなら翌日の排便もありませんでした。
 
2日前の夜にもプルゼニドを服用。
翌日は排便あり。特に痛みはありませんでした。
 
前日は食事制限あり。
もらった食事の用紙に基づいて、消化に良いものを食べました。
おにぎりや素うどん、目玉焼き鶏肉etc…
食物繊維が多めの野菜や、キノコ海藻類なんかは禁止されていました。
 
夜、シンラックをコップ一杯の水にすべて溶かして入れ服用。
味がまずいんじゃないと思い心配しましたが、ほんのり甘いかなぁという感じでした。
 
検査当日、モビプレップ1袋服用。
これが検査前の山場だと思います…
検査前に読んだ体験談でもこれが苦しいと書いてあったので、心配はしていました。
 
実際のところですが、まず量が多いです。
シャンプーの詰め替えのようなペラっとしたプラスチック容器に薬剤が入っていて、
そこに2リットルの水をいれ混ぜて飲むものなのですが…

まず一番気になっていたのはその味だったんですが、感想としては

まぁ…飲めなくは…ない。。。。。

色的にはスポーツドリンクみたいな味なのかなぁと予想していたのですが、違いました。
経口補水液に近いような味で、それよりも塩味が強いといいますか、甘みはあまり感じませんでした。

これをコップ一杯につき10分ほどかけて飲み進めていきます。

モビプレップ 1000mL (コップ6杯)

水orお茶 500mL (コップ3杯)

モビプレップ 1000mL (コップ6杯)

水orお茶 500mL (コップ3杯)

午後1時からの検査だったのですが、朝6時から飲み始めるように指示がありました。

コップ1杯で10分なので、トータルで3時間でおわるからすごい余裕あるけど…
しかも空腹状態だしゴクゴクいけちゃうかもな!

と思いましたが、そんな簡単なものではありませんでした。

最初の3、4杯まではまぁまぁしっかりしたペースで進んだものの、
とにかく塩味がきつくなってくる!

モビプレップ一口のんだら水飲みたいと思うようになります…。
水のターンが早くきてくれって願うように飲んでいきました。

そして味もきつくなってペースもがた落ちになるのですが、
当たり前なんですけど途中でトイレに行かないといけないんですよね。

これに関しては腹痛もなく、ほぼ水のような状態です。

ここで感じたことがあるんですが、何回も何回もトイレに行くんですよ。
ということは、お尻も何回も拭くことになります。
ウォシュレットと乾燥で行ける人はいいと思うのですが、

トイレットペーパーは柔らかいものがいいです!

たまに4ロールくらいでちょっとお高めなやつ売ってますよね。
あれを買っておいてもいいと思います。買っておけば良かったって思いました。

お尻はデリケートなので、何回も拭く場合は素材が大事です。

赤ちゃんのトイレに流せるお尻ふきとかでもいいかもしれません。

わたしは最後の方ヒリヒリしてしまって、これから検査でただでさえ緊張するのにテンションだだ下がりでした。

・モビプレップは塩味と量がキツイ。
・トイレットペーパーは是非やわらかめに!
あと検査で使う薬剤のせいで、病院への行き来は徒歩でした。(運転がダメらしいです)
お腹がゆるい状態のまま徒歩で行くのもなかなか緊張しました。
不安な人はタクシーなど使ってもいいかもしれません。

いよいよ本番!痛みは多少ある…。

いよいよです!病院につくと真っ先に言われたのが

モビプレップ全部飲めましたか?お疲れ様です!

でした 笑

モビプレップをどれくらい飲んだか、排便は何回あったか
などを記入する用紙も提出するんですけれども、
やはり飲みきれない人もいるんだろうなぁと思いました。

検査着に着替えていざ検査です!

内視鏡検査に入るまえに、注射で投薬がありました。
内容はこちら

・ドルミカム注射液‥‥‥‥麻酔前投薬。鎮静。
・ブスコパン注‥‥‥‥‥‥消化管の運動に伴う痛みや痙攣、下痢を抑える。
・ペチジン塩酸塩注射液‥‥鎮痛薬。
注射をしたとき(どれかはわからない)に一瞬ですが急に心拍数が上がって、その後ぼんやりと眠くなりました。
心拍数が上がった時にちょっと焦りましたが、すぐ落ち着いたので問題はありません。
 
横向きに寝て、膝を折った体制で検査開始です。
 
始めに看護師さんが横についてくれていて、内視鏡が直腸を通る辺りでお腹を押さえてくれました。
日本人は比較的に腸が長いといわれていますが、その長くて蛇行している腸を行っては戻りを繰り返しながら内視鏡を進めていくようです。
 
この軌道に乗るまでに痛みを感じました。
 
看護師さんがお腹を押さえてくれたときは痛みを少し感じつつも大丈夫だったのですが、看護師さんはその後いなくなってしまったので、お腹を内側からグイグイされていると痛い(泣)
思わず『痛たたた‥』と声を漏らすと

痛かったらお腹押さえて大丈夫ですからねぇ~

と、声をかけられました。

(自分でするのか…)と驚きつつお腹を押さえたものの、なんだか場所がどこなのかよくわからず、結局痛い場所を通り過ぎたのか痛みは消えました。
 
痛みを感じたのは2回ほどで、その後は終わりまで感じませんでした。
 
鎮痛剤も使っていますし、腸の形などで個人差が激しいのではと思うので、
あくまでもわたしの場合です。
 
その後は内視鏡の映像を見ながら、大腸の行き止まりまで行き、小腸の入り口を説明され中も少しだけ覗かせて貰って(柔毛を見せてもらえました!笑)来た道を戻り検査は終了いたしました。
 
最後、診察台から立ち上がる時にふらついてしまったので、注射がありました。
・アネキセート注射液‥‥‥鎮静の解除。
このあとはふらつきもなくなり、何事もなく終わりました。
 
ちなみに検査の結果は問題なしでした。
検査のあと診察室へ行き、内視鏡の映像を再生して見ながら先生の説明を聞き終了。
 
トータルで一時間かからないくらいだったと思います。
内視鏡自体も20分かかってないくらいでした。はっきりと測った訳ではないですが、時間が長いとは感じずに終えられたので良かったです。
 
 

まとめ

長くなりましたが、大腸内視鏡検査の体験談でした。

最後にまとめておきたいと思います。

・大腸内視鏡検査は生理日でもできる。
 (量が多い日はタンポン必須)
・生理痛が重い人は検査は避けた方が良い。
・この検査の山場は検査前のモビプレップ
・やわらかい素材のトイレットペーパーを用意しておくと安心。
なにはともあれ、自分の症状が気になったり、健康診断などでひっかかった場合には検査へ行くことが大事ですね。
 
以上です。
 
 
 

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