前々から夢だった猫との生活を、子供が少し大きくなってきた今、始めてみてもいいかなぁと感じていました。娘は今小学一年生の六歳、息子は二歳です。
猫をお迎えしていく様子、お迎えしてからの変化などをまったりと綴っていきたいと思います。
どうして保護猫を迎えようと思ったのか
深い意味があったわけではないのですが、前々からペットショップで買うよりも保護猫をお迎えできればいいなぁとぼんやり思っていました。
最近はテレビでもよくとりあげられていますよね、犬猫の殺処分問題。
動物好きとしては、その問題が解決してほしいと願っていますし、自分が少しでも役に立てるなら‥‥
という思いでした。
偶然にも知り合いに保護猫の活動をしている人がいたので、『そろそろ猫をお迎えしたいと思っているのですが…』という旨のメールを送ってみました。
すぐ返信してくれて、どんな猫が希望か、オスメス・色や種類は?など親切に聞いてくださいました。
保護猫を希望すると決めていた時点で、種類とかの希望は全然考えてなかったので、逆に悩みました(笑)
子供たちとも話しながら、子猫がいいかな?オスのほうが甘えん坊らしいからオスを希望にしてみる?
などなどいろいろ案をだして返信してみました。
すると今の子供たちの年齢を聞かれ、『そしたら子猫よりは成猫の方がいいかもしれない』『探してみますねぇ~』ということで家族みんなワクワクしながら待つことになりました。
夫は猫を飼うと決まった時からいろいろな猫ちゃんの動画などをみていて、『子猫がいいなぁ~』とか『ラグドールってすごく可愛いんだけどどう?』とか猫フィーバー気味でした(笑)
近くのホームセンターのペットショップに猫ちゃんを眺めに行って、うちにはどんな猫ちゃんがやってくるのだろう‥‥‥とみんなでソワソワしていたころ、
『とりあえず猫ちゃんたちに一度会ってみませんか』
とメールの返信がきたのでした。
猫ちゃんたちとお見合い
日時を決め待ち合わせをし、案内されたのは保護猫のシェルターでした。
もう使っていない、小料理屋さんを思わせるカウンターのある一室。
入った奥には畳の座敷も少しあって、そこにキャットタワーやケージが並んでいました。
そこにいた猫ちゃんたちはみんな成猫で、総勢6匹が仲良く暮らしていました。
夫と子供たち二人と、猫とのあいさつの仕方を教えてもらい(人差し指を鼻先に近づける)
おそるおそるあいさつ。
わたし以外は猫と触れ合うのはほぼ初めてでしたが、みんな思い思いに猫ちゃんたちと触れ合いました。
猫は臆病なのでやはり子供は怖いのか、なかなか二歳児は近づけませんでしたが、大人しくなでさせてくれる子もなかにはいたので、それなりに楽しんでいたようです。
そこで紹介されたのが、6匹のなかのオス2匹。
とっても甘えん坊で、やさしい子アビーと、同じく甘えん坊で、少しやんちゃなガブリエルでした。
(ちなみにどちらも白キジでした。)
2匹とももう大人で、もし子供が近づいてきてもサッと逃げられるし、人なれしていて抱っこもできるから、お世話もしやすいと思います!とのことでした。
ガブリエルがとってもハンサムで、いいなぁと思ったのですがちょっと他の猫ちゃんに手がでたり口が出たりするということで、そしたらアビーがいいのかなと遊びつつ考えていました。
すぐに決めなくても大丈夫だし、いつでもまた遊びに来てね~と言ってもらったのでその日は一旦帰り、また次の週に遊びに行くことに。
一週間、撮っておいた写真を眺めつつ、夫と子供たちと誰が一番かわいかった?と話しながら、シェルターに行く日を待ちわびていました。
そして二回目のシェルター訪問日。
一通り遊んで、やっぱりアビーが一番落ち着いていて優しくて可愛い!
慣れれば子どもたちともうまくやっていけるんじゃないかな…ということで、トライアルを申し込みました!(わぁ~(*’▽’)//パチパチパチ)
ちょうどお盆休み前だったので、休みに合わせて連れてきてもらうことに。
家族みんなワクワクです!
下準備
我が家に猫ちゃんがやってくるということで、下準備にお買い物です♪
トライアル期間中はケージとトイレは貸して頂けることになっていたので、それ以外に必要そうなものをピックアップして買い物に行くことにしました。
買ったもの
・トイレシーツ
・お水用食器
・ごはん用食器
・おやつ(鉄板のチュール)
・おもちゃを3つほど
・はみがきおもちゃ
・ペット用ベッド
・猫トイレ除菌クリーナー
・ブラシ(ラバー素材&ファーミネーター)
・ペット用ウェットティッシュ
・段ボール製爪とぎ
・キャリーケース
・ツメ傷保護シート(壁用)
・ペット用タイルカーペット
・キャットタワー
ざっとこんな感じです。
ツメ保護シートやキャットタワーは猫を飼うと決めてからすぐ購入してしまったのですが(気が早いですね笑)そのほかはトライアルを決めてからです。
傷つけられたくない壁に貼るツメ保護シートは家の壁全面に貼ろうとするとかなり値段がいってしまうものだったので、たくさん貼りたい気持ちを抑えつつ、3セットほど購入。
爪とぎをやられたら嫌な壁、この辺やりそうかな…という場所に目星をつけてはりました。
キャットタワーにも爪とぎ場所があるし、段ボール爪とぎもあったので、もし壁をやられてしまったらそのやられた所に継ぎ足して貼っていくということにしました。
初めてのことで買いすぎや買い忘れがあるか心配でしたが、とりあえずこれだけあればなんとかなる!…と思います。
一日目の様子
いよいよ猫をお迎えする日がきました!
保護シェルターからキャリーケースに入れられ、車でやってきたアビー。
紹介してくれたお姉さんと、アビーを可愛がっていたスタッフの方が二人できてくれて、
うちにつくなりササっとケージを組み立て、アビーが使ってたトイレ、毛布、小さな段ボール箱をケージにセットします。
キャリーケースにいたアビーをケージに移すと、小さな段ボール箱でまあるくなって緊張モード。
お姉さんに
『当分はこんな感じなので、ケージで可愛がってあげて、なれてきたら徐々に外にだしてあげてください』
『ここの匂いに慣れて、場所になれて、それから人に慣れてくる感じかな。』
『場所に慣れてきたら部屋を探検し始めるからねぇ~』
とこんな感じで説明を受けました。
説明するやいなや、スタッフの方がササっとアビーにお別れを言って、お茶を出す暇もなく
『じゃあ帰りま~す!』と颯爽と行ってしまいました。
あんまり名残惜しくしたら猫にもよくないのかな…と思いつつ、あまりにパッと来てパッと行ってしまったので驚きました。
そして!アビーがきてくれたぁ~!!!
と大喜びしつつも、緊張モードが少し可哀そうで、ケージをタオルで覆ってあげることにしました。
猫は狭くて暗いところの方が落ち着くので、とりあえず安心させてあげたいと思い、全面タオルガード!
でも猫フィーバーな私たち家族は早く可愛がりたいし、早く慣れてほしいし、様子も見たいということでちょくちょく中を覗いたり、声をかけたりしていました。
そしてタオルガードも半分にしてみたり。
一日目にしてはバタバタと落ち着きがなく不安にさせてしまったかもしれません。
二日目、三日目と続きますがだんだん良くない方向に行ってしまいます‥‥‥
続く
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