胃腸炎の吐き気がおさまった！日頃の不調にも使えるペットボトル温灸

ペットボトル温灸をご存じでしょうか？

鍼灸師である若林理砂先生(＠asilliza)が赤ちゃんでもできるようにと考案されたお灸です。

熱いお湯の入ったペットボトルでツボに当てるので、ツボの位置が曖昧でもだいたい当たります。それに、もぐさや火を使わないので煙もでません。

わたしはこのペットボトル温灸に何度も助けられているので、今日はぜひおススメしていきたいと思います。

胃腸炎の吐き気がおさまった

ひどい胃腸炎ではなかったのですが、胃痛と吐き気がある軽めの胃腸炎になったときです。

どれだけ吐き気がしてもなんとか吐かないように我慢するのがいつものパターンなのですが、やはり辛い。胃も痛いし気持ち悪いとなると本当に動けないですよね。

そんな時に思い出したペットボトル温灸。気持ち悪いのをごまかしながらなんとかお湯をわかして吐き気に効くツボ、裏内庭(うらないてい)に何度か当てました。

すると当てた直後から少しずつ吐き気が楽になってきました！

胃痛も楽になったのです！

頭痛とかなら頭痛薬を飲めば治りますけど、吐き気止めの薬なんて常備してませんし、温灸をしただけでこんなに楽になるなんて…ととても感動した覚えがあります。

すべての胃腸炎の人に試してみてほしい！伝えたい！と思いましたね。

でもまず胃腸炎にならないようにしたいですけど…(^^;

朝起きて足が重くかんじたり、体がだるかったりってないですか？

これもペットボトル温灸でかなり改善します。

前日の夜寝る前に、湧泉(ゆうせん)と失眠(しつみん)のツボにペットボトル温灸をするだけです。

朝の足の軽さに嬉しくなります！

虫さされのかゆみがひどくて夜眠れなくなったりすると最悪ですよね。

わたしはある夏の日に、両足の甲に合わせて１０ヵ所ほど蚊にさされたことがありました。

虫刺され用の薬を塗るとその時はおさまったのですが、寝る直前になってかゆみが復活してきました。

かゆみと眠気でイライラしながらお湯を沸かし、蚊に刺されのひとつひとつにペットボトル温灸をしました。

するとかゆみはピタッとおさまり、その後はぐっすりと眠ることができました！

虫刺されの薬よりも効くなんてと、この時も感動しました。

これはわたし自身の不調ではないのですが、子供の夜泣きにもよく効いた話です。

１歳半になったときに息子の断乳をしたのですが、断乳後に夜泣きが始まってしまいました。

断乳直後はするだろうなと思っていたので、想定内ではあったのですが、３日過ぎ…４日過ぎと時が過ぎていくうちにだんだん辛くなってきました。

寝かしつけはスムーズにいくので良かったのですが、寝てから４時間くらいすると泣いて起きます。抱っこしても嫌がり抱っこをやめても嫌がり、家の中を歩き回ったりお茶をあげたり…本人も眠いのでそれも加わって機嫌が悪くてどうしようもない状態。

疲れて寝るのを待つしかありませんでした。

その時に思い出したのがペットボトル温灸でした。

効かなくてもしょうがない…とダメもとでやってみた夜泣きに効くツボ。

結果３日ほどでなくなりました！

初日ですでに朝方までは寝てくれたので、「これは！」と味をしめて毎晩続けること３日。(短い　笑)ぐっすり朝まで寝てくれたのです！

子供によって効き方は違うかもしれませんが、これも本当に試してみる価値ありだなと思いました。

公式サイトにわかりやすくやり方がでています。

こちらでも簡単にやり方の紹介をしておきます。

まずホット専用のぺットボトル容器を用意します。(必ずオレンジ色のキャップのものを。白いキャップだとお湯をいれるときにへにゃることがあります。)
７０℃〜８０℃のお湯を作る。１００mlの水道水に２００mlの沸騰したお湯を混ぜることでできます。わたしは面倒くさがりなので、ボトルに水道水を３分の１くらい入れて、その後に熱湯をボトルの３分の２注いじゃっています。
ツボのあたりに「アチッ」と熱を感じるまで押し当てます。熱く感じない場合もあるので、その時は３秒～５秒ほど当てます。
３を３回～５回ほど繰り返します。

以上です。

ポカポカして気持ちいいですが、やり過ぎるとのぼせたようになるので注意です！