以前、体力作りのはじまりは、睡眠をとることだ!という記事を書きました。
睡眠時間を確保して、十分に睡眠がとれるようになってきたら、次にもう少し動けるようになりたいなぁと思うようになるかもしれません。
でもいきなりジョギングを始めたり、流行りの筋トレをガツガツやっていく!というのは現実的に考えてちょっとムリ‥‥‥ではないでしょうか。(わたしは辛いです)
まずはなるべく簡単に、そして楽に続けられるものをチョイスするといいと思います。
達成感もありますし、日に日に体が楽になればたのしくなってきて他にもなにかやってみようか!なんて気にもなってきます。
そこで、日本人の小学校中学校に行った人であれば、体育の前の準備運動はこれだったのではないでしょうか?
それを紹介していきたいと思います!
体力作りの第一歩としてのラジオ体操
はい、ラジオ体操です!あのピアノのメロディを聞けばなんとなくでも体が覚えている、ラジオ体操。
大人になってからやってみたことはありますか?
小学生のころは何も考えずに、見たままリズムにのって動かしていた体。
産後初めてラジオ体操をやってみたときは驚くほどに体が『伸びない・飛べない・曲がらない』でした(笑)
運動不足ももちろんあると思いますが、子供のころはこんな体操意味あるの?とまで思っていた簡単な体操が、『いててて‥‥』とか『ぐぎぎ‥‥』とか言いながらやるはめになるとは思いませんでした。
というのも、ラジオ体操はバランスよく全身を伸ばしたり縮めたりできる運動なんですよね。
日頃使わない体の側面や、肩回り腰回りをほぐしていくことが出来るんです。
すでに知っているものですので、お手軽です。
新しく覚えるものがないというのはすぐ始めたい人にとってはもってこいの運動だと思います!
しかもラジオ体操は座ったままでも出来るのがいいところです!
膝の痛みなどがあって激しい運動は無理という方や、いきなり体操か‥‥‥と考えてしまう場合でも、座って出来るなら少しやってみようかなぁという気になるかもしれません。
わたしの場合は妊娠中お腹が大きくなってきたときには座ってやっていました。
バランスボールに乗ってやっていましたが、普通の椅子でも気軽にできるし、血行がよくなるのでちゃんとした運動になります。
試しに一度やってみるのはいかがでしょうか(^^)/
ラジオ体操を続けてみた感想
わたしがラジオ体操を始めてから、かれこれ6年はたっていると思います。
そこで感じたこと、改善したことなどを思い出していきます!
動ける時間が増えてきた
産後、本当に体力がなくて、夕方になると疲れすぎて動けない。家事もままならない状態でした。そうなると自分にもまわりにもイライラしてしまってどうにもならなかったのが、だんだんと改善していきました。
寝起きの腰痛がなくなった
睡眠で回復しているはずの体なのに痛いところがあるって不思議ですよね。
ラジオ体操を続けていくうちに、寝起きに感じていた腰痛がなくなりました!
運動で改善できるものだったとは‥‥思いもよらない結果です。
肩こりがなくなった
ラジオ体操って肩甲骨まわりの動きが結構入っています。これによって改善した模様。
汗をかけるようになってきた
最初のころはラジオ体操をしてもかかなかったのですが、次第に汗ばむようになってきました。代謝が上がってきたのかなと思います。
冷えが落ち着いた
代謝が上がってきたことと関係すると思いますが、よく冷えていた足先が冬場気にならなくなりました。
ざっとこんな感じです。また気付いたことがあったら都度増やしていきたいと思います。
一日でこれすべてを実感できるものではないですが、なんとなーく続けていると体が変わっていきます。
何事もそうですが、なんとなーくでも続けるっていうのが難しいですよね。いろいろなことを三日坊主してきた経験でわかります。
ラジオ体操を6年も続けられたのはなぜか、次はそこをお話ししていきたいと思います。
続け方のコツ
続け方にもその人に合ったやり方というのがあるかもしれません。
続け方のノウハウなんかもいろいろありますよね。
これはそのひとつの例として、これなら出来そうかも!と思ったらやってみてください。
◎サボっても気にしない
続けたいのにいきなりサボるんかい!って感じですが、わたしが6年も続けられた理由はここに尽きるかなと思っています。
わたしの大好きな若林理砂先生(@asilliza)の受け売りでもありますが、とても良かったです。
6年続けたと言ってはいますが、やってない期間が結構あります。
第一子の産後くらいから始めてその間に第二子も生まれていますので、第二子出産直後からは寝不足だったり疲れだったりで半年くらいはサボっていた時期がありました。
それ以外でも、なんか体調が悪いとか、単純に忘れたとか、気分じゃないとかいろんな理由をつけてはサボっています。
でもこれで全然オッケーで、やめてさえいなければ大丈夫です。
頭の片隅になんとなく残っていれば、今日はやろうかなって気にもなりますし、やれば体も調子よくなるのでまた継続のサイクルに入っていけます。
(継続のサイクルに入らない時もあります。サボり魔でいいんです。)
わたしにとってはこれがゆるーく続けられた大きな理由のひとつです。
◎生活習慣に入れ込む
いくらサボってもいいからってずーっとサボってたら忘れちゃいそうですよね。
サボりつつも、継続のサイクルに入れるときというのは生活習慣の一部になっているときが多いです。これが出来ればほぼ完ぺきに継続できると思います。
朝起きたらトイレへ行くように。歯を磨くように。顔を洗うように。
何も考えずにやれるのが生活習慣です。
わたしの場合ラジオ体操は朝の時間でやることが多いのですが、それは朝6:25~6:35のNHK『みんなの体操』を見ながらやっているからです。
前半5分で軽い運動、後半5分でラジオ体操の第一か第二のどちらかをやります。
週に一回だけラジオ体操のみの日があって、第一と第二をやります。
この『みんなの体操』を、テレビの視聴予約機能を使って、時間になるとテレビが勝手について見られるようにしています。
テレビが自動でつくので、その時に布団に入ってたとしてもムクっと起きてやります。(無視して寝るときも‥‥‥)
あとは夫の仕事の関係で起床時間が期間でバラバラになるので、早起きするときは大抵体操もできます。
こういった感じで自分の生活習慣のどこにラジオ体操を埋め込められることが出来るのか、いろいろ試してみると意外にハマったりします。
お風呂の前にやってみるとか、起きたらすぐやるとか、外出から帰宅したらやる‥‥
などなど生活の一部とともにやってみると、続けられる率がアップしていくと思います。
◎ハードルを下げつつ、簡単なことから
簡単なことから始めるというのは大事です。
そしてさらにハードルが低ければ低いほど、取り掛かりやすくなりますし続けやすいです。
何かを始めたり続けたりするときというのは、そのものをする行為自体が億劫になることがあります。やる前に面倒だなぁと思ってしまう‥‥人間なんてそんなものです。
何にもやりたくない日、わたしは週に何回もあります 笑
そこで、継続したいもののハードルをさげることで続けられる確率をアップさせます。
例えばラジオ体操の場合だったら、最初の伸びの運動だけやれればオッケーにする。
『えーそんなんでオッケーでいいの?』と思うかもしれませんが、今まで何もしていなかった状態から、少しでも変わる・変えることが出来ているのは間違いありません。
やったら自分を褒めちゃいましょう!
簡単であればあるほど取り掛かりやすくなります。
取り掛かることが出来れば、もうちょっとやっておこうかなという気にもなりますので、自然と続きをやってしまう自分がいるでしょう。
◎とりあえず短期間だけだったらご褒美を設定
これも比較的効果があったと実感しているやり方なのですが、何かに向けて頑張るというものです。
自分へのご褒美になるものを設定して、それまでは頑張る。
わたしの場合は小旅行でした。
それなりに歩きますし、体力をつけておかないと当日しんどくなるのはわかっていましたので、一ヶ月ほど前から当日まではやろうと決めてやりました。
小さなものでも目標があると、案外やれるものです。
この期間やったらほしい本を買う、推しのグッズを買う、お気に入りのスイーツを食べる、友達と会う‥‥‥
ご褒美は何でもいいです。
このような感じでわたしはゆるーく続けてこられました。
継続したり習慣を変えたりするのは大変ですが、その力は絶大です。
こんなことで変わるのかな?と思うような小さなことでも続けられれば人生が変わってきます。
一緒に頑張りましょう!
まとめ
体力作りの第一歩に、ラジオ体操をおススメしてきました。
大体の動きはすでに知っている体操かと思いますので始めやすいと思います。
一日でも、三日でも、一週間でも、始めて続けられると変化を感じられます。
いつも使っていないところを伸ばしたり縮めたりすることで、動かしやすく変化していく体。
体力をつけて、動ける体になっていきましょう!
コメント